■http://anond.hatelabo.jp/20080929233244

思えば昔から、本当に言いたいことは我慢してきた。怒ったことがめったにない。他人に対して本気で目に見える形で怒ったことなんか、小学校以来一度もない。

自分の思い描く人物になりたいけれど、口だけなので何も行動を起こさない。

でもそんな優しさは偽物だ。でもやめられない。

こういうのって、やめる気がないんだろうな。根性論ってあまり好きじゃないけれど、「本当にやめようと思ったらもうやめてるはずだ」と言われると、反論できなくなる。頑張ってもどうしようもないこともあるってこともわかってるんだけど。

そう、自分は「頭でわかってるだけ」なんだろうな。

ここまで自分のどこが悪いか、とかいろいろ分析して悩むくせに、一向に「いい人」になれないのは、きっとやはり自分に直す気がないからだろう。

「ちょっと難しいこと書いてる自分が好き」なのであって、言うなればこれはただのパフォーマンスなんだ。顔も見えない人々にまで、自分は媚を売っている。

つまり元増田は、

• 人の目を気にして、みんなに好かれるように、自分の言いたいことは我慢して、見栄を張って優しいふりをしている
• その自分は偽物だと思っているけど、行動を変えることができないし、やめられない
• 変えられない原因は、（行動力のない・度胸のない・口ばかりの）自分にあると思っている
• この一連の話自体が、人の目を気にした作り物だと思っている

自意識過剰型の増田の一人としては、あーわかる、という感じ。

でも

• 人の目を気にすることもある程度必要なこと
• でも、まわりに合わせてばかりいたら苦しくなるのは普通
• 性格や行動のクセを変えようと思っても簡単には変えられない、だからそれは自分のせいとは言い切れない
• 自分について話そうとすると、どこか作り話というか、不完全でズレた話になっちゃって嫌だよねー

とも思う。というか、そんな風に考えてみた。

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