http://sinseihikikomori.sblo.jp/article/19771484.html
これ見て思い出したけど、俺も昔はばーちゃんにいじめられてた記憶がある。
姉と弟はばーちゃんの家(離れ)に入れてもらえるんだけど、俺だけ入れてもらえない。
母さんに聞くと「あんたは私に似てるから」みたいなこと言われた。
歳を取ってから意味がわかったな。
でも、ばーちゃんが倒れて寝たきりになってから、いろいろ世話したりしてた。
病院から帰ってきて家で寝たきりしてるときとか、ばーちゃんの周りで遊んだりしてたっけな。
そしたらなんかばーちゃんが喜んで、棚の中にお金入ってるからお小遣いとして使いな、って言ってくれたんよ。
もう、すっごい嬉しくて、何を買ったか覚えてないけどすっごい嬉しかった。
で、次の日ぐらいから金欲しさにばーちゃんの周りをうろうろしてたっけ。
今思うとすっごく恥ずかしい。俺のアイデンティティって全然変わってないのかも。
しばらくして、ばーちゃんは老人介護施設的なとこに入って、それからしばらくして亡くなった。
葬式の時はかあんまり悲しくなかったんだけど、母さんが号泣しているの見たら泣きそうになったな。
寝たきりになって一番世話してたのは母さんだったっけ。
ばーちゃんが「殺されるー!」って叫んでるのに風呂に入れてあげたとか。後になってばーちゃん感謝してたっけ。
結局、老人は聖人じゃないんだよね。間違いもするわけです。
というか一人の人間なんだよね。
世の中には悪い老人もいるだろうけど、その人は誰かにとって良いじーちゃんばーちゃんなんだと思う。