そもそもネットの中で、「善・悪」を分けるのが野暮ってもんだな。
もっと殺伐としたもんなんだよってことで。
村上朝日堂(80年代末のエッセイ)で、そういう二分法(イケてる・イケてない)がはやってるってので、
パロってからかってるエッセイがあったけど、山崎元もその時代の人か。
っつうか、JMMだって、結局はMLだから、コメント付けられないのだから、1)の原則からしたら野暮だよな。
たんなる村上龍的経済観の押し付けでしかなかったし。単にネットを利用した経済評論としてうまくのっかっただけ。
で、山崎のおっさんの理屈によると、それによって「議論がクールになった」っつうんだから、
1)と9)が矛盾するじゃん。そういう論理的整合性の無いものを二分法で分けるってのは、頭が鈍感で幸せなんだね。
それにさあ、なんで九鬼周造で、「いき」の分析的側面じゃなくて、そういう「しおりの一遍」っていうか
学者として頭使ってないレトリックを引くんだろ。ブックオフでそういう線引いてある奴見たら、馬鹿と思う。
信じたいことだけしか頭の中に入れてないんじゃないの。