ちょっとした注意を受けた。いわゆるヒヤリハットだ。第三者の見た目には僕がそのヒヤリハットになる挙動だったとの事だ。危機管理の意識は完全にあった。超えてはいけないラインは超えないことを意識しながらの行動だった。所詮第三者。僕の意識なんて判るわけが無い。誓って無意識のうちの行動というわけではない。だから正直その注意を受けている間は内心「そんなの100も承知だぜ相棒。」と思っていた。安全管理というのはいくら大げさにしても足りないと僕はいつも思っている。僕もそんなヒヤリハット野郎を見つけたらきっと指摘する。今回は結構上の方まで報告書が回ったらしい。だけど僕は釈明しないで受け入れた。だけどここでは言わせてくれよ。
おいソコのタコ顔!俺はあんたが得意顔で注意していいような男じゃないよ。俺はあんたが思っているよりもはるかに安全意識が高い。もしかしたらその解けそうな靴紐で現場をうろつくあんたよりも高い事は確実に言えるよ。あんたの事を俺が報告してもいいくらいだ。部下を連れていたあんたの顔をたてる為に裏で言ってやったが、それこそ注意しろよ。なにがサンキューだバカタレ。安全管理の意識が低いぞ。
結局愚痴った挙句に個人攻撃。あぁなんてかっこ悪いんだ俺。