http://anond.hatelabo.jp/20080802143144続きです。
推理物としては稚拙極まりないでしょうが、あくまで不思議な謎があり、偶然がみんなの命を救ってくれたということが主題なので、そのほかのことはご容赦ください。でも読んでくれてありがとう。単純に嬉しかったです。それでは続きです。
太郎さんはバランスを崩して転びそうになってしまいました。助けようとするAも間に合いそうにない。
このままでは大怪我をしてしまいます。
そのとき床が大きく揺れました。そうです、ここは岩手県三陸沖、あの大きな地震がその日そのときありました。
大きく揺れたせいでバランスを取り戻した太郎さんはAに倒れ掛かるようになりました。
そして余震のような揺れがもう一度身体を揺さぶると、それ以上の揺れはなく、もはやガラスも危険な存在ではありませんでした。
すぐに床が割れて中からとても強そうな男性が飛び出てきました。返す刀で、Aと二郎さんを真っ二つにしました。しかしそんなことでくじける二人ではありません。
何度となく失敗しながらも彼らはがんばったのでついに正体をあらわしました。
二郎さんは言いました。「妖怪あかなめといえば私のことだ。そしてそのライバルはAさんあなただ」
Aさんも負けてはいません。「待っていた妖怪なかあめ!私が倒さなければ誰が倒すか考えては夜も眠れません。平和のために」
そうしたところで私はこのばか騒ぎをやめさせるために、おもぃっきり手を叩きました。そう、歌にもあるように私は幸せでした。
私を除く5人が吸い込まれるようにガラスの破片に集まって時には胡蝶のように、優雅に割れガラスを踏んでうわーと言うのを見ると
もうどうにもたまらず、妖怪たちは逃げていきました。
そして私は、静かにタバコに火をつけると、迷惑料だとでも言わんばかりに、無言でたたずむ竹中直人の声のマスター(ある人によればマシターというのがこの地方での独特だといいます)へ、今はもう古くなってしまったあまり見ることもない新渡戸稲造のコインを三枚投げつけて、マスターを卒倒させると、照れ隠しのようにしゃっくりをしてからバイクに乗って飛び乗りました。
アデューわが町。私はあの丘の向こうの虹の彼方を見つめることで視力が良くなることを確信しています。
グッバイわが町。私はそう言って駆け出して二度と後ろを振りむかなかった。なぜなら終わった青春に価値はないから。
劇 終
私が合コンに行ったときの様子をこれから書きますが、ラストにとても意外な、でもありえる出来事がありました。 つい最近のことで、あまりヒントは出せませんが時事に関係がありま...
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地震が起きて太郎はぶっ飛んで助かった。
二郎がAをガラスの上に突き飛ばして、太郎を支えるクッションにした。 実は二郎は太郎にずっと片想いしていたが、なかなか言い出せなかった。 この事件をきっかけに二人の仲は急速に...