中学生の頃、「技術」って科目があったよね。技術家庭科ってやつ。
自分で入れ物の設計をして、ノコギリでギコギコやったり、はんだ付けとかしてちょっとした照明器具作ったりさ。
あんまり上手くないのに、やけに凝ったことをしようとするから一人時間がかかって学校終わったあとも居残ってたりしてたけど、でもなんか、好きだったなあ。ああいうの。
高校に入ったら、なくなっちゃって、あれ以来ああいうことをしていないけど、
大学はいってから妙にあの時の事を思い出して、あぁ、なんか作りたい、なんかわからんけど、とにかく作りたい……はんだ付けとか無償にしたいぜ……って気分が高揚してる。
でもなにをどうしよう。第一歩がまずさっぱりわからん。