2008-06-05

アナログデジタルグラフィックデザイン

先週末、印刷博物館で行われている「デザイナー誕生:1950年代日本グラフィック」という展覧会を見に行った。

http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/080419/index.html

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/18/034/index.html

1950年代ポスター広告レコードジャケット雑誌書籍などが展示されているのだが、自分はデザイン系の職業ではないので、こういう物をまとめて見るのは新鮮だった。選ばれたものだけを展示しているのでクオリティの高いものが多いのは当前なのだが、なんというかデザインガチャガチャしたところが無く、単にレトロな名作という以上に考えさせられる物が多々あった。ポスターの発色や写真を使ったデザインでは昔のフィルム独特の質感なども印象に残った。

そして今日見かけた、

モテナイ女性のための雑誌mojo」が凄い! - Hagex-day.info

http://d.hatena.ne.jp/hagex/20080603#p2

ブックマークコメントで気になるものがあった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/hagex/20080603%23p2

エディトリアルデザインって難しいな&けっきょくカネ出してツールとフォント買わないと土俵にすらあがれないのな。という感想

展覧会では「この頃はもちろんDTPなんかなくて全部手でやってるんだよなあ」という印象が強く残っっていたので、ちょうどこのタイミングで見たこのコメントは面白いなあと思った。ある意味DTPというのは写植機や大量の画材などが必要ないというチープ革命という面が大きいと思うのだが、個人のデザイナーにとってはフォントなどをそろえるのは結構負担になるのかな。もちろん昔のデザイナーとは求められる作業なども違ったりするんでしょうが。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん