チーズはどこへ行った。という本が昔あった。
ベストセラーだったんだよ。
数日前、ジュンク堂で、OLぽいおねえさんが「チーズはどこへ行った、という本はどこにありますか」と店員さんに尋ねていたのを聞いて、その本の存在を思い出した。
日本で出版されたのは中学生のころだったか、いや、高校のときだったかな。
本当にランキング上位だから買うってのは、非常にミーハーな本の選び方だ。
読んでみたら、「非常につまらない本だ」と思った。
ネズミがなくなったチーズを探すわけだが、変化に対応するネズミと対応できないネズミがでてくる、なんか教訓じみた話だ。
変化に対応できないとか、アホだろ、と思って読んだ。
いま考えると、なんで中学生がビジネス書なんか読んでるんだか。
とにかく、当時の自分にはつまらん話だった。
で、たぶん、今読んでもつまらんと思うだろう。
変化には柔軟に対応しろよって、話を中学生にも分かりやすく書いた話だ。
OLのおねえさんは、もっと良い本を読んだほうがいいよって思ってしまった。
(ひょっとしたらすごく良いことが書いてあるのに、俺が気づいてないだけだったら、OLのおねえさんゴメン)
チーズはどこへ行った。は面白かったけどな。 それにね、非常に実用的なんだ。 便利なんだ。 部下教育じゃなくってね。上司教育に。 君にはまだわからないかもしれないけどね、い...
ありがとう。 いつか出会う頭のかたい上司のために、 胸にしまっておくことにするよ。