二本立てだった。
ピーッてなったらどうしようってすごくどきどきしてた。
夢の中であっても、悪いことはするもんじゃないよな、と起きてから反省した。
真っ当に生きて働いて稼ぐのが一番。
・地球が滅亡するよ!という夢。
気付いたら、一杯周りの人がしんでるの。好きな人とかも、皆。
地球に隕石落ちてくる設定らしいけど、生き残ってる人達は皆最期を待ってるの。
なんでか新幹線が核フィルターみたいな役目を果たしてて、皆その切符を手に一箇所に集まるの。
どうせ死ぬなら、隕石落ちてくる瞬間を見ようぜ、きっと綺麗だ、って。
でも落ちてきた瞬間に地球はパーン!ってなるって皆知ってるの。
せめてこの新幹線の中からなら綺麗に見れるはずって皆行列つくってグループごとに入っていく。
皆が窓際を向いて座って、カンパン齧ったり、持ち寄ったミネラルウォーター飲んだりしてるわけ。
被災地状態。毛布貸し合ったりさ。つかの間の幸せというか、最期の幸せというか。
私はその中に家族や友人を探すけど、見知った顔はなくて、
同じように身内を失った女の人と、一緒に最期を迎えましょうか、って行動する夢だった。
ああ、ここが私の最期の場所だ、って切符の指定席を見つけて、二人で顔見合わせて笑って、
それから、どうしてこんなことになったんだろう、って涙がぼろぼろ出てくる夢だった。
寝る前に「ぼくらの」を読んだせいかも知れないけど。