2008-04-28

儲けたければリスクを取る必要がある

数年前から株取引を始めた。

毎年少額だが利益を出しておりそこそこ満足していた。

しかし他人の儲けた額を聞くたびに「俺も彼のように大儲けしたいなぁ」と漠然と思った。

これは誰もが考えることだ。

しかし去年のある日に下のような声が心に突き刺さった。

「おまえは大儲けしたい、大儲けしたいと言っているが大儲けしていないではないか?

これからもずっと同じことをつぶやき続けるのか?。」

確かに当時、取っていた方法では大儲けはできないだろうと思われた。

そこで真剣に考えた。どうすれば大儲けできるか?。

どうすれば現実にできる!?。

「できる限り多くのお金を使い、1つの有望な銘柄を買う。」

これだ!。

数ヶ月単位で大きく上昇できる銘柄を発掘していたので、それを買うことにした。

さらに貯金の8割ほどを使い、信用取引で二階建てにした。

買えるだけ買ってすぐその銘柄は大きく大きく上昇した。

予想が当たり言葉にならないくらい嬉しかった。

家が1つ買えるかもしれないと思い、住宅情報誌を読んだ。

しかし有頂天な気持ちは長く続かなかった。

その銘柄は突然暴落した。

最初はちょっとだけ下がり、次にストップ安

事前にこれだけ下がったら売ると決めてあったので次々と売った。

そして全部売れた。

儲けは買値の2割ほど。

暴落する前に売っていれば買値の2.5倍となるはずだった。

下がり具合から言って損しないだけマシだったと喜ぶべきなのだろう。

あと一歩が足りなかった。

上昇する予想が当たり、儲けを現実にすることを忘れていた。

あれから少し経つが、こういう博打を株という世界でなくて良いからもう一度やりたい。

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