2008-04-04

尊敬する上司一身上の都合退職するという。

なんていうか、唐突すぎてわけわからん。愕然と空虚が綯い交ぜになってやってきた。

いろんなことをもっともっと話せる、と思っていた。

密かに、社の発展とともにこの人はどうなっていくのだろうか観察してやろう、と思っていた。

それがいまの会社にいる唯一の楽しみであったのかもしれない。

けれどそれはパーだ。もう無理な話なんだ。

この退職話を聞いて、なんでだよ、とテンションダダ下がりだったけどそれはなんか違うよね。

会社っていう組織パーティの中にいたメンバー決断したこと。

それが最良の決断であることを願うべきなんだろうね。

一人の人間が、自分の進むべき道を一人で決めたんだから、

それはすっごい人間らしい行為だと思うんだよ、僕は。

役職を持っているから責任がある?そんなことはどうでもいいんだよ。

社内での責任より大事なものが、彼の中にあるんだと思う。

その責任を果たすためなら、目の前にあるちっちゃい責任からはいくらだって逃げていいと思う。

それを(会社の成長という)保身のため、

(個人的に好意を持っていたから辞めないでという)エゴのためにつなぎとめておくなんておこがましいよね。

幸いなことにうちの会社とはもう話がすんでいるみたい。

他の社員はこのことを知っているかどうかはわからないけど、

みんながみんな、彼の「退職する」という決断を、

一人の仲間が下した決断を尊重し、その決断が最良であることを願ってほしいと思うんだ。

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