クソ寒い夜道を自転車で走ってきてようやく自分の部屋に帰り着いて、トイレに入った。そしたら股間の一物がすごく縮みあがってた。特に玉の方、いつもは雑巾みたいにだらしなく垂れ下がってるのが、猫に睨まれたネズミみたいに小さく固くなっている。竿の方もすごい縮小率で、小学生にかえったようだ。なんだかかわいらしかった。それが妙に面白かったんで思わずwebにこのことを書こうと思ったけど、知人が見ているtwitterやはてダに書くと自分の人格を疑われてしまいそうだ。そこで増田に書こうとブラウザを開いたんだが、なんだかキーボードを打つ手にためらいがある。どうしたんだ俺、と自分に問いかけると、だって増田は他のみんなも書いてるんだろう? こんなどうでもいいシモの話題を増田に書くなんて、他の人に良くないんじゃないか? そう訴える声が胸の奥でする。そうか、俺は増田の名誉ってことを考えてるのか。増田の言説の質を自分の衝動で落としていいのか、とためらってるんだな。これって公共心の芽生えってやつかなあ、俺の中の小さな増田の良心……そんなことを考えて、ちょっと感動したのだった。まあ書いちゃったけど。