って事を、母が、父に、時々言うことがあるのです。
でも私が思うに多分別に父は仕事がいいから好きだからとかじゃなく、単純に忙しくて遅くならざるを得ないだけだと思うのです。
(実際本人が「いやぁ…別に仕事がいいから帰ってこないわけじゃないよ…」とごにょごにょ言っているし疲れているっぽいので)
だから、父からしてみれば、「お前らのために働いてるのにそりゃないだろ」な気持ちになるんじゃないのかと思って、あんまり母がそういうことを言うのは止めてほしいのですが、とはいえ、母は母で、多分色々あるんだろうと思うのです。母はずっと家にいるし、私たちがいるので、母は母で大変だし……どこか父が羨ましい面もあるんだと思います。しかし父から見れば母が羨ましい立場なのでしょう。有る意味、だから、母が言う、「家にも帰ってきてよ」というのは父に甘えているのだと思います。「もっと一緒にいたい」ということなのだと。母はもっと父との時間を共用したいんだと思います。その思いがおそらくツンデレ的に表れてるんだと思います。といっても父はそこまで分かっているのかどうか正直不安です。ストレスだけたまってるんじゃないだろうかと不安です。
母に「あんまりそういうこと言わないほうが」といいたいけれど、そもそも私がいるから二人とも苦労しているんですから、なんというか、そういうことを言えた立場じゃないので、非常に言い難いのです。母は私を育てる時(というか今もだけど)、どんなに苦労したろうかと思うと何も言えません。親の間に子が「まぁまぁお二人とも…」などと割りいっていくわけにもいきません。それに全ては私の勘違いかもしれません。分かった気になっているだけのような気もします。かといって父とはそんなに話したことがないので、あんまりフランクに「母はこう思ってるだけだから気にしないで私は分かってるよ」的なことは恥ずかしくて言えません。ドラマみたいです。こっぱずかしいです。
なので結局、私はただやきもきとしているだけです。
父と母はケンカとまでは行きませんが、ときどきちょっと空気がピリっとすることがあります。
そんな時私はとてもいたたまれなくなるのです。
二人とも、疲れているのです。だからピリっとするのです。
何故疲れているかというとそれは私がいるからなのです。私を育てるために二人とも疲れているのです。
だから父と母がピリっとするたびに私は申し訳無い気持ちになるのです。
何が申し訳ないって、そう思うならば、今すぐ独立すればいいものを、正直でもそれは嫌だと感じている自分がいるところ……両親が自分のため疲れている事を承知しておきながらそれでも自身の将来を考えると、大学までは出させてあげるからという両親の言葉に甘える気満々な自分がいるのが申し訳ない。でも甘えるのです。
私は彼らの人生を踏み台にして大人になるんです。そういう感覚を、近頃とみに感じる。
母は私が生まれたから仕事を辞めたし、父は私が生まれたから働くのを辞められない。
彼らの時間を奪って私は大人になるんでしょう。
下の方の増田で
というのがありましたがまさにその通りなのでしょう。
申し訳ない。かといって、「だから今から全ての私の時間を、両親のために費やす」という気持ちにも、正直な所、なれません。私は私でやりたいことがある。余裕が出来たら恩返しはしたいと思うけれど。でも親への恩返しと自分のやりたい事、どっち優先かといえば自分のやりたいことです。親への恩返しはその次です。そう言う事も全部含めて、本当に、申し訳ない。すみません。
義務教育があとほんの少しで終わります。
……もう少し、これからもお願いします……すみませんけど。
ツンデレで思い出した。 今月号のアフタヌーン、ツンデレマンガがスタートしたな。 意外と面白くてびっくり。来月も楽しみだ。