一コマ目
オーストラリア人(左)
「ぼくらなんか、鯨食の必要性など全くないやんけ、とか思うわけですが」
羊(左)
「ああ、そりゃいいね。じゃー羊肉なんかも食う必要、ないわけだ」
「あ、それは、ちゃう、ちゃいますねん。
むしろ、鯨の代わりに羊食えって感じですねん」
ニこま目
オー人
「っつーか捕鯨なんて殺鯨ですやん。ふつーに、ふつーに考えてですよ、野蛮でしょ。
羊
オー人
「あんね、俺らオーストラリア人は原住民はんの文化っちゅうもんをとても大切にしてあげてるわけですよ。だーかーらー、俺らはその野蛮さっていいますか、そんなんを全部受け入れてあげとるわけですよ」
三コマ目
オー人
「鯨はやっぱスペシャルな存在なわけやないですか。そんな鯨を・・・ねぇ?殺すとか?そんなんやっぱ野蛮人のやることやないですか」
羊
「そりゃ随分手前勝手な考えじゃねーの?人によってさぁ、見方とか意見なんて違うもんでしょ?生きとし生けるもの全ては”ユニーク”だってぇのはお宅の言い草なんじゃなかったっけ?」
四コマ目
オージー
「鯨はやっぱ特別なん思いますよ。だって俺がそうゆーてますから。むしろ、俺が言うから特別な存在なんですよ!」
羊
「ばーーーーーーーっかじぇねーの?」
実際鯨は駄目だけど牛はいいっていう理屈がわからんよね。人間のエゴだよ。