かつてのmp3.comやそれに類似した後続の音楽配信サイトのライセンスは確か非排他的なものだったんじゃないかと思う。つまり配信サイトは参加アーチストのアップロードした曲を販促用オムニバスCDなどとして発売できるが、アーチスト側は作品を自由にできる権利を全面的に保持していたと思う。最近の騒ぎを見ていると、商用利用のためには必ずしもライセンスが排他的なものである必要がないことが、どうもあまり理解されていないような印象があるがどうなんだろう? 作者へ金銭的に還元するしくみを考えると言ってもニコ動にはJASRACのライセンスはやはり根本的にそぐわない、最初から選択肢から除外して考えるべきものではないか? JASRACが悪者とか言うよりはJASRACのライセンスの不自由さが悪者なんじゃないの?
(参考)
http://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2007/12/jasrac_e385.html
津田さんのつぶやきも誰が敵・味方二分法みたいなものの見方だったのは、少し残念だった。