2007-12-06

続「ワード・エクセルできます!」

「ワード・エクセルできます!」を書いた者です。続き。

はてブで「3が分からない」という声を多くいただきました。MIZさんの指摘どおり、順にAlt+Enter、表示形式、条件付き書式、四捨五入の考え方、並べ替え(またはフィルタ)が分かるかどうかを試すという意図で書きました。が、どうやら条件付き書式は必須と言うよりアドバンストな機能のようなので、取り消します。

私の仕事に「エクセルで作った表にそれぞれ数値を入れてもらって、集まったシートを集計する」というのがあって、「黄色い所に数字を入れてください。間違っていたら赤くなるので、赤くならないようにしてから提出してください」と説明して、必要な部分以外ロックしたファイルを配布する、という風に条件付き書式を活用しています。もらったファイルは一つにまとめて串刺し集計。

1から100までの連番を1分で作る

Alt+Enter並に重要ですね。昔はA1に0、A2に「=A1+1」と書いて、A2を下に向かってコピーしたりしていました。

solute 1/1と入力して1月1日にしない方法がわかる。

重要ですね。表示形式の点でかぶるので、2を削除してこれにしましょう。

legnum シート名をセルに表示すんのって→しか無いの?RIGHT(CELL("filename",A1),LEN(CELL("filename",A1))-FIND("]",CELL("filename",A1)))

私もそれしか思いつきません。というか、見て単純に「すごいな」と思いました。

pukada ifとvlookupが使えればエクセルできるって言っていいレベルだよね?ね?

ifとvlookup重要。特にvlookup。値によって16くらいに条件分岐させる必要があったとき、ifのネストは7段階(だっけ?)までしか使えないからと、ifでまず上位8つと下位8つに切って、中をさらに4つずつに分けて……とやっていたのが、vlookupで一発になりました。

バッドノウハウ(海外人気エントリ紹介ブログ風)について。

面白いのは、全部間違っていないところ。一応、与えられた条件をクリアーしてしまう。

また、こういった人たちの二大特徴「TIOOWTDI」と「紙至上主義」を上手くつかんでいると思う。

TIOOWTDIというのは自分の造語だけど、There Is Only One Way To Do It。一つやり方を覚えたら、それがどんなに非効率的でも、別の方法を探そうとしたりしない。「だって、それでできるんだから別にいいじゃん」

紙至上主義というのは、エクセルに対する捉え方。紙にきれいな書類を印刷するためであり、印刷がきれいだったら中身はどうだろうと構わない、という考え方。中身をエクセルで計算させようが、手計算しようが、結果が一緒だから構わない。データの再利用はあんまり考えない。この間「データに注釈が必要だったらそばに書いておいて」といったら、オートシェイブで四角形を書いて、その中にテキストを入れてきた人がいた。あとで並べ替えたり、一部だけ切り出したりするのに。

で、こういった人たちに、どうしたら効率的なやり方を覚えてもらえるかというのは、昔から考えているんだけど、結局、彼らは現在のところ「新しい方法を覚える手間>作業の手間」と考えているからそうなるのであって、ムリヤリ教えてもしょうがないな、と考えるようになった。http://anond.hatelabo.jp/20071203024102の方法は、その人がエクセル上達したいと思っているからできるんであって「いいじゃん、これでおんなじことはできるんだから」という人には手の打ちようがない。誰かが「文面が一緒で、宛名だけ違う書類を何枚も書かないといけないよ、打ち直すのが大変だ」とぼやいていたらそこで差し込み印刷を教える。そういう方法で本人に便利さを実感してもらわないと、どうせ忘れちゃうよ。

ただ、相手がおじさんとかだと「こないだの便利な方法、あれやってよ」と毎回頼まれるという事態に陥るという最悪の可能性もあったりするけど。

最後に。

2.カナ入力で濁音/半濁音の記号を文字とバラバラに入力するの禁止(そもそもどうやって文字入力してるの!)

拗音・促音を半角カナで表現していた人がいた。

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