2007-12-01

anond:20071201033520

増田じゃないよ。

例えば、レーモン・ルーセルって作家。彼の仕事は(今ではとにかく)当時の大衆にとって、何の価値も無かった。彼は全く理解されなかったし、作風からして理解されようはずもなかった。でも彼は大衆に理解されたいと望んでいた。しかも、その作風のまま。違った作風で大衆に媚びれば良かったのに、理解されない作風で、彼は大衆に理解されようとして媚び続けた。それで、最後は絶望しきって死んじゃった。

たぶん、ある点でこれに似てるんだと思う。目的は「適切な作業」をすることだけでも、自己満足することだけでも無いんだと思う。たぶん片方なら何とかなるんだろう。両方揃ってはじめて機能するのに、ちぐはぐな片方ずつしか集まらず、それが彼を苦しめてるんだと思う。

記事への反応 -
  • なんかもう就職するのと奴隷になるのって、俺の中では同義なんだよね。 そりゃ好きなことを仕事にできりゃいいよ。でもそんなの一握り。 周り見渡しても本当に好きなことを仕事にし...

    • なんというか、その世界観の中の世界は完成されすぎている。 荒野に一人でいるときに 「もっといい仕事がしたい」と思う人間はいない。 泥と土でできた家のようなものなんだ。 誰も...

      • 元増田じゃないよ。 例えば、レーモン・ルーセルって作家。彼の仕事は(今ではとにかく)当時の大衆にとって、何の価値も無かった。彼は全く理解されなかったし、作風からして理解...

    • 奴隷になる必要無いと思うけど・・・ そんな君には自給自足をオススメ。 自給自足の為に稼いで奴隷とはおさらばだ。

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