平等な社会、などと最初に言ったのは誰だったか。
社会という存在は生まれながらにしてある種の差別を抱えている。
つまり、「社会に参加できる者」による、「社会に参加できない者」への差別のことだ。
一万年と二千年前。
人類の中に“コミュニケーション”という能力を持つ者たちが現れた。
それは1+1を100にも200にもする力。
彼らは“社会”という集団を結成し、勢力を拡大していった。
敵などいるはずもない。
世界は社会に覆い尽くされた。
彼らは、自らを“コミュ”と称した。
一方で、コミュニケーション能力を持たない者たちは、
いつまでも1のまま、力を持たないまま、コミュたちの社会に押しつぶされた。
「コミュに非ずんば人に非ず」
彼らは“非コミュ”と呼ばれた。
生きていくためには働く必要がある。
そして、働くためには社会に参加せねばならない。
なんという差別だろうか。
考えてもみろ。
だが我々は、役所に電話のひとつも掛けられないのだぞ。
――インターネット。
それがあれば、非コミュたちもコミュニケーション能力を持つことができた。
非コミュたちは、有史以来はじめて互いの存在を確認しあい、そして泣いた。
非コミュの夜明けがついにやってくるかと思われた。
コミュに攻撃され、火をつけられて、いくつもの非コミュサイトが閉鎖していった。
非コミュは、非コミュ相手にさえ、トラックバックを送ることができなかった。
インターネット上ですら、非コミュたちはまともなコミュニケーションを取れなかった。
ましてやオフ会など。
そう、先日のオフ会は惨々たる有様だった。
オンラインではそこそこ盛り上がっていたものの、結局、集合場所には誰一人として現れなかった。
実は、かく言う私も行かなかったので、本当に誰も来なかったのかはわからない。
しかし少なくとも「第一回・政府に非コミュ支援を訴えるオフ」が失敗に終わったことは確かなのだろう。
調子に乗って「第一回」とか付けるんじゃなかった。恥ずかしい。死にたい。
…失礼。
今日はこの増田の場を借りて、「第二回・政府に非コミュ支援を訴えるオフ」の告知をしたいと思う
諸君、今回は顔を合わせなくてもいい。
声を掛ける必要も、あの忌々しい自己紹介も必要ない。
ただそこに立っていてくれるだけでいい。
それが我々の“団結”だ。
それこそが、団結する力を持たない、我ら非コミュなりの“団結”となるのだ。
我々の力を、コミュのやつらに見せ付けてやろうではないか。
決行は次の日曜。
集合場所は国会議事堂前。
万国の非コミュよ、“団結”せよ。
これって彼女がいるひもてhttp://anond.hatelabo.jp/20071001141507 と似たような胡散臭さがある。 長文書いて団結するために集会してる時点で十分こみゅだろ。 お前が新たな「社会」を作って、今...