アメリカ国務省は8日に発表した人権報告書で、韓国を人身売買国と規定して、「韓国が人身売買の発生地と同時に中間地、または終着地」としながら、「主に性売買の目的で韓国女性が、カナダとメキシコを経由してアメリカや日本などへ渡っている」と明らかにした。
これに関してMBC『PD手帳』は2部作特集『衝撃報告!海外韓人、性の輸出実態』として日本とアメリカを中心に、現地韓国女性の性売買の実態を取り上げる。
14日に放送される第1部、アメリカ編『黄金の鳥篭(Gilded Cage)の鳥達を救い出せ』ではアメリカ現地の韓国性売買女性の売春問題を取り上げる。また、アメリカ各地を転々として性売買をする女性達の証言と、各種形態の性売買の現場も紹介される。
『黄金の鳥篭』と言うのは2005年6月30日、アメリカFBIを含めた10ヵ所の機関がLAとサンフランシスコ一帯の韓人遊興業店を急襲して40人余りのブローカー組織員と143人の性売買女性を逮捕した作戦名だ。
1,000名の捜査要員と、1,200万ドルの予算が投入されたこの事件は、アメリカでも前例の無い最大の人身売買検挙事件で、関連報道が太極旗と共に紹介されて韓国のイメージを失墜させた。
取材陣は、作戦を担当したケビン・ライアン連邦検事を含めた関連者に、直接会って韓国人の売春実態の深刻さを尋ねた。
実際に最近、アメリカで韓人ブローカーが関連した韓国の性売買女性たちの売春問題が頻繁にマスコミに報道されながら「不法売春分野は韓国系が掌握している」と言う言葉が出ているほどだ。ロサンゼルス警察ジェイソン・リー広報官によれば、この地域で1ヶ月に逮捕する70??80人の売春女性の中で90%以上が韓国女性だと言う。
一方21日、第2部日本編『日本に進出した韓国の集娼村』は日本で成り立つ性売買の実態を集中報道する。
韓国と日本を行き交って性売買をしている韓国女性の数は既に4万―5万人を上回る。また滞留期間の満期を過ぎても日本に定着する女性も数千人に至る。
製作陣は事業主による監禁と搾取など、国内と現地業店の間の密着された構造の中で横行される、性売買女性達への人権蹂躙現場を告発する。
ソース:韓国日報/連合ニュース(韓国語)(2006-03-10)
http://news.hankooki.com/lpage/culture/200603/h2006031011422075670.htm