2007-08-09

NHK HIでやってる五木寛之仏教番組(再)とかが面白い

今日でもう四回目で明日最終回なんだけどね。おいらは特定の宗教をもってるわけじゃなくて死んだら葬式だしてもらうつもりはない人間なんだけどさ、やっぱり仏教はいいなあ。奇跡とかぜんぜんなくて、ただひたすら考えるだけの地味な話でさあ。そんで結局、みんな負けるんだよね。インドでは結局カーストに勝てなかったし、朝鮮では民族の反目をおさえられない。中国では文化大革命で辱められた。それでも細々と根を張って生きてる。そんなものなのかなあ。いろいろメモしておこう。

  • 釈迦は80歳で人生最後の旅に出た。めちゃくちゃ歩いて病気にかかったりしたけど、最後あたりはこの世の美しさを語った。最後の村ではみんなが別れを惜しんだから、とうとう托鉢用の鉢をあげちゃった。メッセージは法にしたがって正直に生きろよというすごく現代的な考え方(2500年くらい前なのに)。
  • 朝鮮では仏教檀家を持たないんで地味。華厳経が盛ん。宇宙の融和と一体性を説くから。
  • 禅は中国ローカライズ仏教。座って考える。これがフランスに渡ってだいたい60万人くらい仏教徒がいるらしい。ただ、座って考えるだけなんで聖母マリアイコンを置いたりしてるところもある。

それにしても世間が夏休みのせいなのかNHK深夜番組が面白すぎて困る。先週はフルハウスパパにはヒミツの一挙放送、今週は押井守特集。そろそろHDDレコの容量がパンパンになってきた。時間がいくらあってもたりないなあ。

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