■Re: http://anond.hatelabo.jp/20070805005556

いやー、なんか随分こだわりがあるみたいで気に触ったんなら申し訳ないとは思うんだけどー

「手段」が「目的」より一段低く見られるのは仕方ないと思うんだよね。あんたたとえば自分の子に行動範囲拡げて貰おうと思って自転車買い与えたら、ひたすら自転車にシール貼り付けることに熱中してたらどう思うね？なんか違くね？お前シール貼りたいなら別に自転車じゃなくてもいいじゃん、みたいな。まあ、まだそこから自転車のデザインとかに興味が発展するならまだしもあきらめもつくかもしれないけど、ただ手に入ったシールをただ淡々と貼るだけ、とか。大丈夫かなコイツ、と思わないか。もっと楽しいことは世の中に一杯あるんだぜ、自転車はその手段に過ぎないんだぜ、みたいな。

「ボク自転車が欲しいなあー」って言う子がいたとして「自転車乗ってどこいくの？」って聞いたら「いや、自転車が欲しいだけで別にどこに行くつもりもない」とかって、そりゃ「おま！何それ」って感じじゃね？

で、「金」って手段じゃん。

「金」だけあっても生きていけないわけで、結局「金」は何かと交換するための「手段」。なのに「金」が「目的」っておかしくね？…というのがこのオッサンの発想の根っこにあると思うわけよ。で、オレも少しそう思ってるわけ。単なる「手段」を「目的」と勘違いしたらあんまし良くないんじゃね？でも「金」って人にそういう勘違いを生みやすいよね。という。それは「金」がそういう勘違いを生みやすい、というだけであって、そういう勘違いを生むものは何でアレ危険だと思うよ。たとえば「夢を追う」という「手段だったはずの行為」が、いつのまにか「目的」みたいになってる連中でも同じだよ。○○大学に入ることが人生の目標、とか。そんなチンケなとこに「人生の目標」を置くな、と。ね。

Permalink | 記事への反応(1) | 02:43

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