2007-06-27

どうにも苦手なのだ「反体制」という奴が

反骨精神というのは、やはりささやかにでもあった方がいいのだろう。

状況に流されることなく、己のやりたいことやるべき事を貫く骨っぽさ、それは時には必要なことだとも思う。

だから得てして、そういう反骨心旺盛な人は「御上」のやることが基本的に気に食わない。

まぁ、確かに政府だの官僚だのに押さえ込まれたまま、何もせずに無抵抗な犬になってしまうと言うのも、気分が悪い。

そういう自分になりたい、とは確かに積極的には思わないだろう。普通

だけども、時折思ったりするんだ。

「相手が御上なら人間じゃないんだ!」っていう「差別心」で反体制を貫いてる奴もいるんじゃないか?と。

強者が弱者差別することは出来る。一般的にはこう言うのを「差別」として取り上げるモノだが

もちろん逆も可能なのだ。精神的には。下手をすると、物理的にも。

「上にある」と思っているモノを、心の中で下に引きずりおろして、感情のままに罵倒する。

それは確かに気持ちいいだろうとは思う。でも、その快楽を得る過程に、

非常に気持ち悪いものも同時に感じる俺は、政府去勢された無抵抗な犬なんだろうか…?

物事、何事にも節度ってのを持ちたいモノだと思う。

  • 警察が捜査をしないからってネットで私罰を加えるのは「反体制」でしょうか

  • 反体制気質は私にもあるが、反体制そのものを目的にして反体制であれば何やってもいいと言う人を私は嫌悪する。 構ってちゃんのクレーマーみたい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん