2007-05-10

答えを聞いても答えがわからない

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「多くの方の回答」というのがさっぱり理解できない。

肖像画の男をAとします。

そして父親をBとします。

まずこの時点でわからない。「父親」って誰?

「この男性(= A)の父親」のこと?それとも「私の父親」?

はたまたBというのは誰か特定の父親を指す定数ではなくて、

「父親」という関係を与える関数(つまりB(A) ≠ B(私)でありうる)なのか?

Aの父親Bは、私の父親Bの息子。

ここまで来るとさらに困惑が深まる。

「B = Aの父親」説をとった場合、いきなり

「私の父親 = B = Aの父親」という結論が仮定されている。

証明したいのは「Aの父親 = 私の父親」であるはずなのに、

その証明のために結論を仮定するというのはまったくもってナンセンスだ。

「B = 私の父親」説も同様に棄却される。

というわけで「B: 人→人の関数」説が残る。

ここで、「一人だけの息子: 人→人の関数」とすると、

「B(一人だけの息子(X)) = X」。

すなわち「一人だけの息子」はBの逆関数B-1である。

よって「私」をIとすれば、元の文は「B(A) = B-1(B(I))」と表される。

すなわちB(A) = IよりA = B-1(I) = 私の一人だけの息子。

これは「二つ目の答え」と同じものである。

とにかく、どういう「数学ロジック」を使えば

「A = 私」となるのか、私にはさっぱりわからない。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070510033719 この男性の父親は、私の父親の息子です 「父親」という言葉が共通していることに惑わされて、「父親」が同一の人物だと誤解してしまいがち。 本来「父...

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