- 続きだよ
- どこまで説明(?)したっけ…あぁ、放置プレイ中だったんだった。ゴメンね、お腹空いただろ?そろそろ味付けを始めますか。
- この茹で汁を捨てるレシピをよく見かけるんだけど、折角アクをとってるんだし、脂と一緒にコラーゲンも溶け出てるからもったいない。そのまま使うよ。
- おもむろにつゆの素(醤油)を取り出し、大体100ccくらい躊躇無く入れる。心配要らない、すぐに砂糖を用いて味を調節するから。
- 砂糖を出してこれもおもむろに入れてしまう。玉じゃくしに2杯くらい入れちゃっていい。そしたら汁を味見。しょっぱさと甘さのバランスのみをみる。
- この段階では味は薄くても気にしなくていいので、しょっぱさのが強く感じたら砂糖を、甘さのが強く感じたらつゆの素を様子見ながら加えるよ。
- 大体バランスが整ったと感じたらキッチンペーパーを落し蓋にして、火力を弱中火(吹きこぼれない程度)に調整。そのまま5分程度煮てみる。
- 5分したら再び砂糖(先)とつゆの素(後)を投入。以降の分量は料理経験に裏づけされる領域になってくるので、料理初心者は慎重に慎重を重ねるのだ。
- つゆの素(醤油)を後に切り替えたのは、勢いがついちゃうと味の調節が利かなくなって危険そうだったから。砂糖は入れすぎても高が知れてるからね。
- バランス取り→煮込み5分を繰り返すうちに、少しずつ汁がタレになってくる。見極めは「ちょっと濃いかな?」って思った時点からもう一、二歩先。
- 汁がタレになったところで味の調節は完了。あとは落し蓋をしたまま15分煮て、その後鍋を火から降ろして一晩冷ます(間に味がしみていくのです)。
- 夏場の室温じゃ無理だけど、冬場なら一晩置くとラードが固まって落し蓋にくっついているので処理が楽。鍋ごと冷蔵庫に入るなら荒熱取ってから入れとくといいね。
- この段階で充分食べれる(煮豚としては完成でもいい※)んだけど、焼豚にすると香ばしさが増すのでオーブンで焼きましょうそうしましょう。
- オーブンの温度は160≦170℃で予熱ね。天板にキッチンペーパー(オーブンシートか)をしいて煮豚を並べたらオーブンに投入。時間は大体20分、初回は様子見ながら。
- 「チーン♪」が鳴ったらオーブンから出して完成。煮豚より引き締まって余分な脂の切れた焼豚のできあがり。ラーメンに入れてよし、チャーシュー丼にするもよし。
※もう一回煮て冷ますを繰り返すと、よりやわらかくなるけど切りにくく(崩れやすく)なるよ。煮豚は冷蔵庫で冷やし、包丁を熱して切ると切りやすいかもね。
タレは濾して、吹きこぼれない・焦げない程度の火力で30分くらい煮詰めたら、チャーシューにかけたり、ラーメンやチャーハンの隠し味に使ったりできるし、
残りは洗ったペットボトルに移して冷蔵庫で保存、次回チャーシューを作る際の下茹で完了後に入れると少し手間が省けたり味に深みが増したりするかもしんない。
まぁ、こんなところです。わかりにくかったね、ゴメンよ。それでも何らかの指針になってくれたら幸いです。
実際に作った増田がいたら、また感想でも聞かせてね。
ツイートシェア