2007-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20070414005630

何を念頭に置いているのかわからないけれど、もしもXHTMLのことだとすれば、ちょっと考えてみて欲しい。

論文等の意味付けを行う目的を超越した現代WEB文書においては、文書それ自体の意図意味付けは殆ど無数に存在するだろうし、それら全てを多少の拡大解釈存在するにしろ妥当タグ付けを行うことが可能な程度の要素及び、あらゆる文書に破綻無く当て嵌まる程度の柔軟性と拘束性を有する枠組みとを考案しなければならない以上、非常に複雑などうしようもない代物になりがちなところを、未だ不足があるとはいえ、あの程度の単純性(ブラウザの実装者において複雑であることはここでは考慮していない。あくまで文書制作者における単純性を考えている)によって、互換性を残しつつもそれなりには機能する代物としているのだから、十分評価されるに値するのではないだろうか。

あえて言う、もしXHTMLからこの細密な意味付けを放棄するように迫る何らかの圧力があったとするなら、それは、例えばグラフィカルブラウザにして、ある一定の出力様式をもってはじめてそれが意味的構造上十全に機能するように強いることになりはしないだろうか。そのような環境において、所謂音声ブラウザ等の環境における意味解釈と出力との保証はどのようになされるべきかを規定する何らかの規則は存しうるだろうか。

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