おれはおまえのパパじゃない
自分の目には思想が具現化できないんじゃなく気軽に具現化してしまったものの世話に手一杯で首がわまらなくなっているように見える。
昔につくってしまったものを改良していくはてなのスピードと比較して、同じような働きをするものが世間に突然現れるスピードが早すぎる気がするんだ。
技術力があるとかないとか以前に、スタート地点と目指す方向の問題。
レースをするのにはるか手前からスタートを切ったり、100m走から500m走、ハードルから高飛びまで、いろんなレースに同時にエントリーしてしまっているようにも見える。
ひとつのマーケットで勝利を収めるまえに新しいところに戦線を拡大するって経営判断としてどうなのよ?
スタートが早いのは機動力が高いと評価はできるけど、最終的な顧客満足に必ず直結するものではない。
だれよりも早く形にできれば期待をあつめる。
だけど、ぼくらがつかいたいのは一番最初のものではなく一番つかって楽しいものなんだ。
はてなの営業はようやく何かスジらしきものをつかんだのだと外からでも察せられるようになった。
人を集めるということが売りにできると確信したのではないか?
人を集める方法も勘所をつかみつつある。
だけど、人を集めた結果、集まってもらった人に会社としてどんな価値を提供していくのか、その基幹となる思想はいまだ迷走中なのではないか?
最近すこしまとまりをみせてきてはいるけどもやはりまだばらばら感は強い。
会社の運営方針がこの段階になっても「みんながんばれ!」なのはやはりどうなのだろう。
ウェブは一度サービスインしてしまうと戦線収束させるのが難しいのかもしれないね。
少し寂しい気もするけど、だれよりも機動力のある君達にぼくは期待している。
苦言は期待のうらがえし。
いくつかのエントリを見て思った事なんですが、はてなの理念って何なのでしょうか。ググってもいませんし、調べてもいませんのでひょっとしたらあるのかもしれませんけど、あんまり...