朝は、8時半に出社して、帰りは終電。
毎日、毎日何も変わらず、ただただ時間だけが過ぎていく。
週末は、平日の疲れを取る為に昼過ぎまで寝て、
人の仕事を手伝ったり、教えたり出来るようになる。
すると、こんな俺でも感謝されたり、頼られたり、褒められたり。
田舎で一人っ子に生まれて、いつも漠然した孤独感の中で生きてきた。
何の為に生きてるのだろう。俺が死んでも世界は何も変わらないのに。
たぶん今でも俺がいなくなっても世界は何も変わらないのだけど、
とりあえず、居場所は出来た。
働くってことは、お金を稼ぐこと、そして、社会とつながりを持つこと。
がんばった分だけ、つながりが太くなる。
社会人は、きついし、理不尽だし、いいことは何もないのかもしれないけど、
自分の居場所を見つけられない人は、社会に出てがんばってみると自分の居場所をつくれるかもね。