2007-02-10

本当に恐れているのは何か/本当に欲しているのは何か

http://anond.hatelabo.jp/20070210072150

 

同じように病院に行って、治せるもんなら治したいが、どうしても躊躇する。

なぜなら、精神科受診して、うつ病じゃない、病気ではない、と診断されたらどうしていいか分からないからだ。

そうなってしまったら、一体この苦しさの原因はなんなのだ、と余計に苦しめられる。

性格の問題?治らないの?

 もし、病気じゃないと言われたらひとまず安堵すればいいんじゃないかな。鬱病治癒率が高いから良いけれども、統合失調症のなかにはまだまだ恐ろしいものがある。厳密には病気とは言えないにしても、人格障害精神発達遅滞などは今後の対処が決して簡単ではない。

 

 むしろ例えば、「同じ立場に100人の人がなったとしたら99人の人が同じように苦悩したり苦労したりするようなもの」と判明したなら、向精神薬は要らないかあくまで補助的な使用に留まって、時間・充分な睡眠・休息などが主役になる可能性が高い。となると、病気などよりも遙かに性質の良いもののような気がするし、abnormalというよりnormalで人間的な苦しみ、なのかもしれない。

 

 「あなたが苦しんでいるのは事実だが、厳密には病気ではありません」「あなたの状況に立てば、普通人間は苦悩したり眠れなくなったりするのは当然だろう」という把握は、恐ろしいものなのだろうか?多分そうではあるまい。あなたが本当に恐れているのは、「この苦しみが病気ではないと言われた時、正体不明の苦しみをいつまでも抱えていかなければならないのではないか?」なんじゃないか、と推測した。もし、「病気ではないけれども、時間が経てば癒えるもの」といった形で病気ではない事実が判明しても、あなたは恐れまい。あなたが本当に恐れているのは、「苦しみへの対応が不可能か極めて困難であることと判明すること」なんじゃないかと思った。病気ではない、と判明することのなかには、「じきに治る代物」がかなりの割合で含まれている。一言で「病気ではないという把握」と言っても、「どうやらじきに出口がみえてくるらしい」か「精神科には出口がなさそうで、未だ出口の有無も判らず」では全然違ってくる。まぁ、後者後者で、精神科以外に活路を探そうぜというnext phaseへの入り口だったりするんだけれども、そこまで意識が回るなら、こんな質問は投げかけていないんだろうな、きっと。

 

 しかし、

知り合いにカウンセリング受けて、病気でないと診断され、その後自殺した人がいる。調書では「うつ病による自殺」と判断された。

 

 この一文が付け加わることによって、俄然難しくなった。もしかすると、上の文章は全くあなたの求める回答では無い可能性がある。あなたが求めてい

 

記事への反応 -
  • まいった。いや、本当にまいった。 何が参ったかというと、病気になってしまったのだ。いわゆる「うつ病」と呼ばれる病気に。 もともと4年前からパニック障害を発病し、気絶しては人...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070209211831 とかうつ病のエントリを読むと、自分の今の精神状態と似ている、と思う。 自信がなくなってたり、感情のコントロールができないことがあったり・・・ ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070209211831 なんてお呼びしていいのか良く分からないので。以下、「理由」さん、っていうことで……。大変失礼をば。 「理由」さんの書いておられる事、なんとなく...

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