2007-01-30

じんざいろん

なんていうか人財論とかヒューマンリソースマネジメントとか、そういうもの多々あるが、極めて人材の「ざい」の字でいうところの「財」や「罪」の話ばかりで辟易する事がある。大体、この「ざい」の字で巧いこと言った感が、やだ。

2:6:2という比率も確かにあると思うが、最も多い6の部分のお話が重要で、いわゆる「どっちつかず」の人々で会社は成り立っているのではないか。

モチベーションも成果も結構ぶれるけど、まあ、やれない事もないし、非難する事もない…みたいな。

その時、6の人々を表す「ざい」の字は「材」になるわけだが、この字自体非常に価値がある事を意味する字なので、どうもしっくりこない。

だったら、僕はこの人たちを「人在」と呼びたい。ただいるだけ、価値がないわけでもないし、あるわけでもないけど、そこにいる、という事。ただし、存在するだけで大変貴重な(価値があるという意味ではなく、めったいないという意味で)事なのだと僕は思う。

中々語りにくい「普通の人々」のお話なので、そして、もう飽きてきたので書けないが、「人在論」てのがあってもいいんじゃないの?って何か思っただけなのでここに書いてみた。

そして、巧い事言ったと、僕は思っている。

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