2007-01-29

向精神薬と酒

某所で闇に葬った話を匿名をいいことに書いてみる。

向精神薬と酒。

向精神薬ってのは要するにハルシオンとかに代表されるいわゆる睡眠薬とか、

統合失調症躁うつ病などで処方される抗精神病薬とか、

あとはデパスとかに代表される抗不安薬とかその辺の薬の総称。

厳密にはまた違うんだが一応ここでは気にしない。

基本的に、向精神薬はどれも酒と相性が悪い。

薬の効きが強くなりすぎたりして危険だと言われている。

じゃあ統合失調症睡眠障害持ちの僕は酒が飲めないのか、といえば

教科書的にはその通りであり、宴会の席での乾杯も控えるべきである、となる。

が、現実問題そう簡単にいくかといえば…そうでもない。

仕事の席での乾杯を避けるのは難しい (場合によっては失礼にすらなりうる)。

また、これは言い訳かもしれないが、旅行先などでの地酒摂取など、

アルコールを「常用」はしないが、「稀に」摂取したくなる時はある。

という話を精神科医にしたところ (同じ医師から既に一応酒は止められている)、

医師として責任は取れない」という言葉を得た。

医師責任を取れないとなれば、責任を取るのは誰か。

…自分しか考えられない。いわゆる「自己責任」。

最近では医療過誤訴訟とかそういう話もよく聞くので、

「酒飲んでいいと医者が言ったから (略)」で飲んでしまって

思わぬ薬の作用で大変なことになったりした場合、

医師責任が厳しく追及される時代になっている、とは思う。

そうすると、医師病院立場からすれば、

リスクを伴う行動は取らせない、安全側に倒すのはやむを得ない。

その結果出てきた言葉が「医師として責任は取れない」だったのだろう。

あとは自己責任の範囲で何をするか。

人によって答えは変わるだろうが、僕は僕なりの答えを出すことにする。

  • うん、自分で実験してみるといいと思います。もう今日はこのあとなにも予定がないとか、自宅とか、なにかあったら近くに呼べる人がいるとか、安全なTPOで。 薬を飲んでいたころの私...

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