正月に会ったのだけど、また母に誘われて食事。
私が正月にした打ち明け話の、母なりの答えを考えてきたらしい。
はい。その意見も頭の隅に置いておきます。
それ以外の話も色々と聞く。母の最近出たダンスの競技会の話とか投資信託イイワヨとかダンナさんの話とか。
私の親友は、母の話し方をマシンガントークだと笑って評したことがあるけど、ほんとそう思う。息をする暇もない。
話がいつしか別れた父の虐待話に向かい、精神的に身構えてなかったのでかなりぐったりする。
母は私のことを娘というより姉妹のように思っていて、昔から何でも打ち明け話をするのだけど、それが母のストレス解消になるのならと黙って聞く。でも本当は聞きたくはない。
そうですか。でも、あなたと私の決定的な違いは、あなたにとっては選択を失敗した元配偶者に過ぎませんが、私にとっては遺伝子の半分を共有する存在なのです。それがどんなにおぞましいことであるか。あのおぞましい父の血を半分継いでいる自分はもっとおぞましい。