あのCMを見て「ソフトバンクの携帯を持っていないといじめられるのか」という感想を抱いた人は自身の読解力を疑った方がよくないか?ああした人間関係の優劣はどこにでもあるものである。その上で「カースト上位者が使っているのはソフトバンクの携帯である」というイメージ戦略を狙ったのがソフトバンクのCMだろう。
似たことは他のキャリアのCMにもいえる。「飲み会の約束」「家族で繋がる」などというのは、「イケてる若者」「心温まる家族」などを利用しイメージ戦略を狙っているものである。これらもソフトバンクCMにおける「本当の友達」と同様、持たざる者にとっては痛烈に傷をえぐるCMのはずなのだが、不思議と何も言われない。なぜなんだろう。