大きな林檎の樹の下でおじいちゃんの時計はチックタックと音を立てながら時を刻む。
チックタック、チックタックと時を数えるごとに僕たちはひとつひとつ年老いていく。
おじいちゃんはそうしてカタチをなさない存在へと昇華したが時計は今も林檎の木の下で動いている。
チック、タック、チック、タック
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