■AngelBeats!について
あの作品には最初から違和感があった。
1話目からして天使が敵に見えず、主人公をぶったぎったのも要望に素直に応じたからだ。
それからずっと、天使と敵対することに違和感がまとわりついていた。
天使はずっと素直な良い子だった。
彼女は主人公グループを敵視していなかった。
敵視していたのはゆりを中心としたグループだけだった。
そして9話にして、ついにというのか、ようやく天使が味方となった。
そうだ、この作品は視聴者に違和感を与えることで、主人公の転換を待たせていたんだ。
そうだ、我々はずっとこの転換期を待っていたんだ。
だからこの作品は、9話までがプロローグ、本編は始まったばかりだ。
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