都が何と答えるかはさておき、それは今回の改正案に限った話じゃなくて、昔からある話。
行政が定めた基準から逸脱したら「不適切図書」のレッテルを貼られて流通に乗らなくなるから、出版社はお行儀良く「自主規制」せざるを得ない。
それはもはや事実上の検閲でしかない。
それが行き着く先はどうなるかということをテーマにしたのが有川浩の「図書館戦争」だったりする。
なぜペドフィリアを描いた漫画を子供に見せちゃいけないかという問題よりも、行政が出版物を検閲することの危険性のほうに目を向けたほうが、世間一般の支持は得られると思うよ。
Permalink | 記事への反応(2) | 17:27
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図書館戦争おもしろそうだ。 この手の作品も当然検閲の対象になるわけで、いづれ有害図書に認定される日が来るのだろうか。 華氏451を思い出した。
とりあえず、憲法で禁止されてる「検閲」は、発表前に取り締まる場合に限られる。 だから、出版流通されているものを不健全図書などに指定することは、それによって流通されなくな...