近所で待機児童の話があったのでちょっと調べてみた。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/008/008977.html
板橋区の場合、0歳児の月額保育費用は43万円だ。そのうち保護者の負担は6.3万で36.7万は区が負担している。
例えばある母親の給料の手取りが30万円だとした場合、保育料を差し引いた金額は23.7万。
仮にこの母親の子を保育園に預けさせずに家で面倒をみさせて区が23.7万払ってやれば、区は13万も負担が減る。
そうすれば、この母親は母性本能を振り切って泣く泣く保育園に預けるなんてことせずに生活は維持できるし、区も13万の無駄な支出が減る。WinWInだ。
月10万しか稼がない母親には3.7万円どころか10万ぐらい区があげちゃえばいい。それでも区の負担は26.7万浮く。
つまり給料から保育料を引いた金額が36.7万を超えない人にはその金額を払ってやれば確実に区の支出を減らすことができる。金をやるから赤ん坊を保育園に連れて来るなということだ。
保育園が増えれば増えるほど、親はたかが数万の生活費を得るために子供を預け、そして区の支出はどんどん増える構造になっている。でも足りないといって増やそうとしている。頭弱いの?って思ったけどなにか特別な理由でもあるのだろうか?
この構造でお金が溜まるのは保育園だが、保育士の待遇がめちゃくちゃいいって話も聞かない。待遇がよければ優秀で男の保育士がどんどん生まれているはずだ。
じゃあ、増田は「金あげるから仕事1年休め」って言われて休める? 休めば休むほど復帰が難しくなり、昇進できなくなり、生涯年収が減る。長い目で見たら税収も減るよね。