2009-09-11

http://anond.hatelabo.jp/20090911

この場合、消費税って貰うけど国に収めない、でOKなの?

結論から言えば消費税を納めなくていい。疑問点は「消費税を納めなきゃいけないときに備えて消費税をもらったけど、実際は消費税を納めなくてよくなったら国に納めなくていいか」ということだろうけど、これについては消費税的には問題ない。そもそも消費税的には消費税を貰う、貰わないという概念はないからだ。どうも消費税は客から消費税を徴収しそれを自分現金とは別にとっておいてそれを国に納付する制度勘違いされているようだけど、それは違う。確かに消費税の考え方としては客等から貰った消費税から仕入先等に支払った消費税を引いたものを国に納付すると説明されている。しかし実際は納めるべき消費税は売上や費用などから計算で求められる。だから貰った、貰わなかったかは消費税の観点からはぶっちゃけ意味はない。「消費税を納めなきゃいけないときに備えて消費税をもらったけど、実際は消費税の納税義務が成立しなかったら国に納めなくていいか」なんて問題はそもそも存在しない。

あと根本的なことをいえば、納税義務の判定の基礎となる売上は大雑把に言えばその年の2年前の年の売上なのでその年に納税義務があるかどうかはその年の初めにはわかるはず。例えば今年だったら平成19年の売上が納税義務の判断の基礎になる。2年前には事業をやっていなければ、基本的には納税義務はない。もちろん例外はあるけど。

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