とあるバーガー店で玄米フレークを食していた。すると
買い物途中風のオバサンが来てカウンターで言った
「すみません、水だけいただけますか?」
店員は怪訝な面持ちで水を差し出すとオバサンは一気に飲んで去った。
店員も客も一斉に「ナニ、あの人?」という顔をする。
中には「キモチワルイ」という者も居た。
私も一瞬似た感情を持ったことにショックを受けた。
誰がそのようなプログラムを私に仕込んだのか。
地域の人間関係が健全な密度を保っていれば、
この出来事はまったく奇妙ではない。
むしろ店員は「どしたのオバチャン、買い物で疲れちゃったの?」くらいの
声はかけたかも知れない。そこに居たのは匿名の消費者と、
よそからやってきた企業に雇われた匿名の店員だけだった。
人間関係は再編成されたのだ。
Permalink | 記事への反応(1) | 13:41
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地域の人間関係が健全な密度を保っていれば、 この出来事はまったく奇妙ではない。 奇妙か奇妙でないかと言われたらだいぶ奇妙寄りだな。 増田の言う「健全な密度」っていうのは...
多分、田舎の顔見知りの八百屋さんにお婆ちゃんが「ちょっとお水いただけんかのう」と入って、「ああいいよ、いつもありがとうねお婆ちゃん」と出してくれる、というようなことを言...