2007-09-26

絶対色感がない理由

http://anond.hatelabo.jp/20070925220423

それは人間の感覚器官としての違いに起因するのではないかと愚考する。

俗説的な絶対音感能力の一つとして、複数の音を同時に聞き分けることができるというものがあるけれど、これは耳の奥の蝸牛という器官に起因すると考えられている。高音の場合、あのぐるぐる巻いているかたつむりの奥に行く前に減衰し、低音の場合、減衰せずに奥まで届く。これは音の周波数連続した値で分解できることを示している。

一方視覚における周波数分解、つまり複数の周波数による色を単色と見分けることは目の構造上不可能である。色の識別は網膜に存在する錐体細胞により行われる。ヒトの錐体細胞には三種類があり、それぞれ青、緑、赤を認識する。そしてそれぞれの錐体細胞の刺激の和を中間色として脳が認識しているのであろう。

周波数を分解できないということは、つまり、本来の信号環境による雑音の区別がつかないということである。これでは絶対的な感覚としては不適切であろう。

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  • http://anond.hatelabo.jp/20070924062033

    言葉として普及してないだけで、内容として絶対色感と呼べるものは確かにあるんだけどね。

    • 絶対色感がない理由

      http://anond.hatelabo.jp/20070925220423 それは人間の感覚器官としての違いに起因するのではないかと愚考する。 俗説的な絶対音感の能力の一つとして、複数の音を同時に聞き分けることができ...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070926165013

        きっと照明によってものの色の本質を見失うのは相対色感なんだよ。 赤いリンゴの色というのは赤い照明の元であっても、黄色い照明のものであっても、赤なんだ。 ごめんなさい。...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070926165013

        でもさ、絶対音感だって、ドップラー効果が発生すれば同じ音が別の音階に聞こえるはずだよね? それは環境によるノイズとは言わないのか?

    • 絶対色感

      http://anond.hatelabo.jp/20070925220423 絶対色感ですか。考えても見なかった。いわれればありそうな気もするが、どんな環境、どんな過程で身につくのかが不思議。 そして、どんな感じ方をする...

      • Re: 絶対色感

        http://anond.hatelabo.jp/20070926131206 色彩科学やってる研究者ですが,経験積んでくると実際の色とマンセル記号とがある程度頭の中で対応づけられます.「あ,この色は 5YR4/3 ぐらい」とか,...