2007-03-24

心理カウンセラーは、あなたの役に立ってくれるかもしれない

誰に対して言っているわけじゃない。優しさで言っているわけじゃなく、ただの自己満足な独り言。だから、一度しか書かないし、レスもしない。

心理カウンセラーは、あなたの話を聞いてくれる。同情している“ふり”もしてくれる。「大丈夫だよ」とか「よく頑張ったね」とか、あなたを認めてくれる発言もしてくれるかもしれない。そうしてあなたから色々な話を聞きだして、あなたがどうして陰鬱な気持ちでいっぱいなのかを、あなたの口から語らせてくれるかもしれない。それは例えば鬱病であったり、PTSDであったり、あなた自身の思考の問題であったり。

そうしてあなた自身の口から導き出した、陰鬱の原因であるだろうことに対して、治療の方向性をアドバイスしてくれるかもしれない。例えば、鬱病であれば、薬をもらって安静にするとか、PTSD系であれば催眠療法を加えたり、あなた自身の思考の問題であれば、認知療法森田療法を紹介してくれたり。

結局は「自分で何とかする」しかない。が、心理カウンセラーは、「どういった方向性で何とかすればいいのか」をアドバイスしてくれるかもしれない。あなたが、今、どうして陰鬱な気持ちでいっぱいなのか、その原因が全く分からないのであれば、心理カウンセラーは良きアドバイザーになってくれるかもしれない。しかし、もし今「自分は何故こんなにも陰鬱なのか、さっぱり分からない」といった状態であれば、あなたは、心理カウンセラーに何万・何十万円と投資しなければならないかもしれない。

「かもしれない」ばかりなのは、人によって症状が異なるし、心理カウンセラーの質にもよるし、何より、あなたと心理カウンセラーの“相性”による部分が大きいから。相性が良ければ話しやすいし、話が早く進むほど原因の探求時間も短くてすむ。相性の良い心理カウンセラーとめぐり合う事は難しいかもしれないが、案外、最初に訪ねた心理カウンセラーと相性が良かったりもする。もしあなたに、ある程度の投資資金があれば、まずは門をたたいてみるのもいいだろう。

ちなみに世の中には、「ただ自分の話を聞いてもらいたいだけ」「“ふり”でもいいから、同情してもらいたいだけ」「誰でもいいから自分を必要としてほしいだけ」といった人々もいる。心理カウンセラーは、そういう人に対しては、ただ聞いて、ただ同情する“ふり”をして、ただ“必要としているふり”をする。だから、もしあなたが本当に回復を望んでいるのであれば、最初にその意思を心理カウンセラーに伝えるべきだろう。回復の意思を見せること。「この人は本当に回復を望んでるのだな」と心理カウンセラーに思わせることができれば、ずいぶんと対応も変わるだろうから。

・・・つっけんどんですまんが、増田中の人、けっこう好きだ。

  • 心理カウンセラーに何万、何十万もつぎ込みたくないのなら、 とりあえず、まず、自分がどういう行動してるかをちょっと考えて、 それに合った本を探してみる。ネットでググってもい...

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