2007-03-06

嫌いな人の入院姿

今日、叔父さんが亡くなった。

わたしはその叔父さんがあまり好きではなく、まれに会ったときは彼を自然と避けるように行動していた。

そんな叔父さんでも、病院で生死の境をさまよってるのを見ると、どうにかして生き返って欲しい とか、思ってしまうんだなあ、「この程度のことで死ぬなよ」「寿命まで生きてみろよこのバカ野郎」って。

でも、結局そのまま、死んでしまったらしいが。

ただ、そんな叔父さんの様子を見てて思った。

入院して死期を待つのは、自分も近親者も悲しむし、負担になるから嫌だ。看病でみんなが悲しんで、死んでみんなが悲しんで、葬式をしてみんなが悲しんで。自分が死んで悲しむ人がもし一人でもいるのなら、そんな悲しみはできるかぎり短くなって欲しい。自分が死ぬときは、看病されたりして、惨めに生きながらえたくはないなあって。誰も巻き込むことなく、カッと消滅するような終わり方ならいいのかな って思う。自分もうじうじしてないでとっとと死後の世界とやらを満喫してみたいし。

――え?こんな事態なのになんで家にいるかって?まあ、行って生き返る訳じゃないしなあ。あんまり話したこともないから別にかける言葉もないし。

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