はてなキーワード: 尼村とは
床面積激減(200坪。1/5)で事前に予想された、全ての欠点を備えてしまった。
店頭在庫減少は当然として置く。大きくまとめると以下の2点。
解説。前者。
天井近くまである棚。すれちがうのがやっとの通路幅。もはや長方形どころか何角形かわからない入り組んだ店舗構造。結果として、光量はあるのに、暗い印象を与える照明。さらにB1・B2間移動に使うのは、地上直通してないうえ、いちいち外に出ないといけないという馬鹿げた階段。万引き対策大変そう。
解説。後者。
通路がそんな感じだから、平台とか基本的に無い。レジ前に軍艦(でかい独立平台)とオススメ面出し棚コーナーがあるんだけど、軍艦はファッション誌が占領、面出し棚はランキング中心&全ジャンルがそこに集中してるので、ダメダメも良いところ。興味を持ったとしても、そこで完結せず、いちいち棚まで移動しなきゃならん。当然、平台がないからポップも皆無。もちろん棚ごとの個別特集とか無い。あのな、平台ってのは棚担当店員の腕の見せ所なの! エゴイスティックな「コレ!良いでしょ!」って自己主張の場であるべきなの! POSとかTOHANとか死ねって感じの!
つまりは書店全体のブラウズ能が下がった。というか皆無。たとえるなら、長年使ったFirefox2.0からIE5.0に無理やり変えさせられた気分。長時間滞在なんか、とても無理。ぶらっとのぞいて、おもしろそうな本があったら買うとか無理。目指す本があって、それの有無だけ確かめて、有ったらそれだけ買って帰るだけ、っていう本屋。
そ れ a m a z o n で で き る よ。
amazonならエロ本も買えるし(ネタじゃなく。駅前本屋の売上的にはコレ重要)。あのな。尼村全盛の時代にな、小〜中規模店舗が尼村さんに勝てるのはな、ホスピタリティと店員の経験に裏付けられたレコメンド能力しかないんだよ。【参照:書評サイト Loud Minority: 書店は「空間への期待」を選んだ。図書館は大丈夫?】
それがどうだ。中途半端に「総合書店」の看板を守ろうと点数確保に走った結果がコレか。逆に信頼とかブランド落としまくってるのに気づかないのかね。レジまわりの本の置き方とか、それ本をインテリアとしてしか見てねーってのがバレバレなんだよ! たぶんもう二度と行かねぇ。おれは大嫌いだがTSUTAYAの方がまだマシだ。
立地にふんぞり返って工夫とコンセプトの無い本屋のことを「ただの駅前本屋」って言うんだよ。現場の店員さんたちも無念だろうな。