はてなキーワード: テレホンカードとは
何だか泣けてきた。着メロだの着うただの馬鹿馬鹿しい、と思っているのに、あの人が好きだと言った曲だけはダウンロードして、その人のメール着信と電話着信時に鳴らしていた。
もう鳴ることはないのだろう。メモリの中ひっそり佇んでいるそのバイナリデータは、もう以前のような歓喜の旋律ではなく、何の価値もない16進数の羅列になってしまった。でも消せない。そんな自分に腹立たしくて、また少し泣いた。
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泣いてばかり居ても何の進歩もない。ケータイ代、に反応してみる。涙する私になる前の私、がしていたことを羅列する。他のトラックバックと意見が重複するかも知れないがご容赦の程。
以上だ。あまりに一般論過ぎて恐縮だが、「通話時間を減らす」という事を考えたくない種類の会話では意外と倹約しにくいものだ(Skype のように抜本から対策しない限り)。
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そういえば、以前付き合ってくれた人は偶然私のキャリアと同じキャリアの携帯を使っていた。つきあい始めて直ぐの頃、二人でサービスショップに赴き番号指定割引の契約をしに行ったことを思い出した。当然指定先は相手の端末だ。書面を埋めているだけで、電話もしていないのに何だか繋がりが深くなったような気がして嬉しくなったのをよく覚えている。
別れた後、しばらく指定割引を解除しに行けなかった。サービスショップにすら入れなくなった。その時の幸せな想い出があまりにも当時の私には辛すぎて。
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携帯電話がまだ一般的でない頃、遠距離恋愛をしていた。かなりの距離を隔てていたこと・双方自由になる電話機がなかったことから、電話で話すことは少なかった。でも言葉の一言一言は、あの頃の方がずっと(好い意味で)重かったような気がする。まあ、遠い昔の話だ。
居ても立ってもいられなくなって公衆電話に駆け込んだことがある。テレホンカードの残り度数が減っていくのが切なかった。0になるから切れてしまう、と相手に言ったら、あの人は好きだと珍しく言ってくれた。その直後、私が言葉を返す前に電話は強制的に切れた。あの「好きだ」は今でも思い出せる。
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