はてなキーワード: さよなら絶望先生とは
http://anond.hatelabo.jp/20070813121048
Aという人が面白がっても、Bという人にとっては面白く感じない、なんてのは当たり前の事。
さらにこういった「本歌取り」をする作品は、読む上でその知識が読み手側に存在していなければ、面白さも半減するのは当然の話。
映像作品で言えば、「モンティ・パイソン」「オースチン・パワーズ」や「ホット・ショット」「裸の銃を持つ男」といった作品では、洋画のパロディやアメリカでの生活・ないし時事ネタ・時代ごとの風俗ネタ・聖書ネタなどが入り乱れているので、その当時を知らない・あるいは非西洋世界に生きている人には分かりづらい・楽しめないネタがある、というのはよく言われている指摘。
それはたとえば、日本以外の国の人がこの「さよなら絶望先生」や「あずまんが大王」・「究極超人あーる」などに含まれる元ネタを追い切れず、面白さが半減しているのと似たような現象であるともいえる。
ほかにも、国によって・また時代によっても、こういった「何を面白いと感じるか」という感性は、違ってくる。
ひところではプロレスが日本では国民的人気であったが、現在ではK-1など打撃系格闘技に株を奪われ、見る影も無いのがその一例である。
またJリーグにみられるように、サッカーが日本でプロスポーツとして成立するだとは、20年ほど昔から考えてみればおよそ「信じられない」状況ではある。そういった「国ごとの人気スポーツ」でいえば、例えばインドではサッカーのほかに「クリケット」が人気があるのだが、イギリスの植民経験地以外ではこのスポーツは残念ながら人気を博していないようだ。
なにも悩む事はない。ただ単に「その作品を面白く思えるセンスや知識」が(いまの)あなたには無い、というだけの話であって、それは別に卑下することでも、なんでもないのだから。
「一体どこが面白いの?」って問い掛けても誰も答えてくれない。「元ネタが分からない」という事では無い(というより本気で分らない奴なんているのか?)。「元ネタが分かっててもギャグとしての面白さが分からない」という事を指摘しても「元ネタが分かってたら笑っとけばいいじゃん」という良く分からない返しをされるのが全く理解できない。
それだ。「一体どこが面白いの?」「分かるんだけど、だから何?」って一番言いたい部分はそれ。あと「ギャグとしてのテンポとか一般的なネタとかは普通に面白い」の普通に面白いを具体的に説明してくれると有り難い。
わからなきゃいけない理由なんてないだろう
ある作品を「面白い」と感じたのであれば、その面白く感じた理由を説明できなきゃ嘘だと思うんだが、という至極単純な事を強迫観念と捉えられるとは思いもしなかった。