はてなキーワード: 瀬戸際とは
貴方の文章、とても面白かった。
ぶっちゃけて言うと、俺は今「引導を渡される」か「将来それなりの職業に就ける」かどうかの瀬戸際だ。
ずっと写真が好きで、割と有名な私大に入って勉強がてら写真技術を学んできた。
そこらのぺーぺーの専門学校生よりはずっと写真の知識があると思っているし、それなりの力量もある(と思っている)。
こういう表現が好きな人間にとっては共通の習性なんだろうけど、俺も例にもれずいつしか写真で食いたいと思うようになったんだよね。ただその夢は大仰すぎて、実現可能性がどうなのか、実際にどこにいけば実現できるのかが最初は見当がつかなかった。
そして俺の写真の技量自体が、それが第三者から見てどうなのか、将来性がどうなのかの評価がよく分からないのも足かせだった。自分ではそれなりの技量があると思う。ただ常に批判し批判される場にいたわけではなく、教授のツテで弟子入りするような状況でもない自分が本当に写真で食えるようになるのかどうかわからなかった。
でそのまま就職活動に突入して今に至るわけなんだけど、たった今、本当にたった今、とある企業の写真部から通過の連絡があって最終面接に呼ばれたのよ。次が最後で、それが突破したら俺は念願の写真で食えるようになるんだ。
ずっと夢だった。それがかなうかどうかの瀬戸際でこんな文章を読んじまったもんだから、今勢いあまってこんなゴテゴテでわけのわからん文章を書いているわけなんだけどえーっとなんだ、そのほら。
そういう人間から見たら、貴方に期待してやってほしいことは一つなんだよね。
見込みがない人間には早く引導を渡してあげて欲しい。ずるずる引きずることもなく、スパッと諦められるように切り捨ててほしいんだ。そうしてくれれば夢崩れでバイトで暮らしているような人間を量産することなくみんなが幸せになれるから。
俺はそうしてくれる人が居なかったし、そういう人の判断を仰ぐこともなかったからここまで来てしまった。最後の難関を突破すれば夢が実現する、その勢いだけでやってきてここまできてしまった。
貴方の文章を読んで思った。俺は写真で飯を食いたい。人生を写真に売り渡して良いとさえ思っている。ここまで肥大した自意識をどうすればよいのか、どうしたらこの状態をどうにかできるのか(このまま前のめりで次の面接行ったら落ちるかもわからんしな)皆目わからなくなってしまった。
あーもーなんだ、全然とりとめがない。酷い文章だ。
元増田のような経験をした人は、元増田を慰めてくれると思う。反対に、「自分は空気読めない人間……」て思い当たったことのない、コミュニケーション能力のある人は、元増田の悩みとか、凄く贅沢に見えるのかもしれない。自分でどうにかできる問題だろ! って。世の中、難病にかかっている人や、今日のご飯が食べれるかどうかの瀬戸際の人もいるわけだから。
以前彼氏に「悩んでることとかあるの?」って聞かれたから、「人に気を使えない自分が嫌でしょうがない」って言ったら「そんなことで悩んでしまう君がなんだか可愛い」って言われた。コミュニケーション能力が凄くある彼氏にとって、そんなこと一笑に付す悩みなんだろうなって思った。