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http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20071205ddlk01010416000c.html
「無防備平和条例」制定の直接請求を受け、札幌市の定例市議会で4日、請求代表者の市民の意見陳述が行われた。陳述時間は計30分で、請求代表者の一人、森啓・北海道学園大教授(自治体学)は「市議会は市民の真摯(しんし)な要望にぜひ応えるように審議願いたい」と訴えた。条例案は総務委員会に付託され、10日審議される。
直接請求を受け、上田文雄市長は条例に反対の意見を付して議会提案している。森教授は「戦時には市民の生命・財産を守るため、市民の信託を受けた市長として自衛隊に『撤退してほしい』と言うべきだ。自ら自治体の自治権を強めていこうという方向を取らずに国に全部任せるのはいかがなものか。失望した」と反論した。
いわゆる南の島に住んでいる。最近、人口流入が激しい。一説には、人口の1割から2割はすでに移り住んできた「1世」だという。団塊リタイア世代の移住で、この割合はさらに増えるだろう。こういう言い方をすると、「田舎の排他性」と言われるかもしれないが、人口流入を前提として地域が動いている都会と、そういうことを想定していないところとでは自ずと事情が異なるのだ。
移住してきた人たちは、見晴らしのいいところから家を建てる。そこは下水道も通ってないし、風が強いから台風の時とかすごいことになるのに。そいでもって、「下水がないから整備してくれ」と市に言ってくる。みんな、下水がないから家を建てなかったのに。休みの日に寝ころんで日なたぼっこするのにちょうどよかったところが、こうやって無くなっていく。
ある施設を作るときのこと。その施設はこれまで島になくて、必要があれば県庁所在地の施設を使うしかなかった。市長も市議会も10年近く働きかけて、やっと島にも作られることになった。ところが、その建設が2年ほど遅れた。理由は、建設予定地の付近住民が反対したからだ。結局、計画は変更を余儀なくされた。聞くところによると、反対運動は移住者が中心となっていたという。主要メンバーの中には、「島に移住しよう」系の著書で有名な人もいたらしい。俺らが移住したところにそんな施設ができては困る、ということだろうか。典型的NIMBYだ。こういった人々が、30年来作ってほしいと言ってきた空港の建設をも遅らせるのだろうか。今、こっちに来るのは直行便なのに、こっちから出て行くのが経由を必要とする理由を、彼らは知っているのだろうか。夏、農作物を積載するときに、天候次第で満載にできないせいで腐らせている物があるのを知っているのだろうか。
もしかしたら、そのうち移住者の方が多数になるのかもしれない。その時は、こっちがどこかに移住して行く番だろうか。