「ピース」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ピースとは

2007-02-04

攻殻機動隊でそういった描写がなされるよりも前,考えていたことがある

いずれネットが出来たら,たった一つのキーが分散させてあるピースを組み合わせ

巨大なパズルを組み上げてこの世界の脅威となるんじゃないかと

そのためのピースをばら撒く作業をしている奴が実は全世界を飛び回っているんだと

いないかなあ 全てのテクノロジを見越して動いてる奴

タイムパトロールにでも捕まるんだろうね

2007-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20070110174858

無意識な状態を撮りたいのに

友達とわらわら集まったりとかいう場だと、カメラを構えるだけでピースサインされたりポーズとられたりしてしまってムキーってなるけどそれが普通ですよねはいチーズ

2006-09-26

 私はずっと小さな頃から、本が好きだった。小説エッセイといった読み物に限らず、活字全般が好きで、辞書教科書を眺めているだけでも楽しかった。けれど私の家は、あまり裕福ではなく、本を買う余裕もなければ、電車に乗って大きな図書館に行くこともできなかった。学校図書館は、子供向けの作品ばかりで、人一倍読むのが早かった私は、すぐに読みきってしまい、飽きてしまった。

 あるとき浜辺に座って海を見ていたら、水平線の向こうから大きな船がやってきた。船は砂浜に半ば乗り上げるようにして止まった。見上げれば、女の人が立っていて「海上移動図書館ピースメーカ》の館長です、乗ってみますか?」と大声で言い、私に向けて縄梯子を放りなげた。

 船の中は私にとって天国だった。世界中の書物という書物が、その船には揃っていた。館長さん曰く「僭越ながら申しあげますと、当館に所蔵されていない書物を、私は見たことがありません」とのことだ。

 館長さんと書架の間を歩いていると、向こうから私と同じぐらいの男の子が、水兵服を着たおじさんの司書に案内されて歩いていた。

「僕、もうおうちに帰らなきゃ」

「出口はこちらです」

「でも、その前に、一冊だけでいいから本を借りていきたいの」

残念ながら……未成年の方の場合、保護者の同伴が必要です」

「そう……」

 俯いた少年の肩に手を回し、司書は「次がありますよ」と言った。

 去ってゆく少年の背中があまりに寂しくて、私は思わず「待って」と声をかけた。

「私が君の代わりに借りてあげる。さあ、言って。どの本が借りたいの」

 振り返った少年は目を輝かせて、私の手を取った。その後ろでは水兵服の司書がやれやれと肩を竦めて苦笑している。

「館長、又貸しはよくありませんよ」

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