出版系から聞いた話。
どこまでホントなのか、この人だけが言っているのかは知らない。
昨今、やたらとタイトルの長い作品が増えた。
異世界転生ものなんかに多くなってきた。
作者からすると短めのタイトルで作り上げたのに、担当が長いタイトルに変えてしまうそうだ。
理由はシンプルで『バカでもそこまで説明すれば、理解できるだろう』という事らしい。
そこまでしないと作品の内容が理解できないというのは、滑稽だ。
というか、普通は読んで初めて内容を知るものではないかと。
それをタイトルでおおよそ説明しないと見向きもされないらしい。
現代人がいかに馬鹿であるかがわかる。
そうでもしないと本一冊程度も読めないのだ。
馬鹿を超えて大バカである。
今の世はこんな馬鹿しかいないというのは、出版社にとっては売りやすいのか売りにくいのか。
それはそれで気になるところだ。