2020-07-15

癖の強い最終面接

数週間前に最終面接を受けた。面接中はそれほど感じなかったけど、後から考えると気分良くない面接だったので聞いてほしい。

単なる愚痴である。校正ちゃんとしてないから読みにくかったらごめんね。

1次面接を無事パスし、2次面接と同時に適性試験を受けるように言われた。

2次の面接の中で、適性試験で落ちる候補者もいるから頑張ってねと言われたので、仕事内容と関係ない試験とか面倒くさすぎると思いつつ、志望度が高かったので1週間くらいは真面目に勉強した。何とか適性試験をパスしたようで、無事最終面接の案内をもらい、最終面接に向けて、これまでの面接での質疑応答と面接官のプロフィールを確認し、プレスリリースも読み漁り、質問内容もノートに纏めて、久々に準備をしっかりして面接に臨んだ。(いつも面接準備けっこうテキトーなのだが今回は時間をかけた。)

さて、最終面接である。

予め聞いていた部門のトップの人が出てこられた。コロナなので数メートル離れて座るように言われて、数メートル離れて対角線になるようにお互い座って面接が始まった。

最終面接ともなると偉い人だし仕方がないことだけど、私の経歴には目を通されていない様子で、高校から(これは衝撃であった!過去遡りすぎちゃう!?ってツッコみたくなった)1行1行経歴書を辿って読み上げられ、その都度質問されるという形になった。さらに、会社名や学校名など読み方の間違いが多すぎて、正確な読み方をその場で伝えたくなったけど、とりあえず何も言わず流した。(例えば、ABC株式会社が、エービージー(G)カブシキガイシャと読まれる感じの読み間違い。そう読んじゃうと別の会社や別の学校名になるけどね、みたいな。)その業界トップの会社名でも、業界が違えばそんなに知られてないんだなと感じる出来事であった。それはまあ良い。完全に話がずれた。

転職活動している理由を話した後は、適性検査の性格テストの結果の話になった。

「びびりでパワハラ とか受けやすいよね?」「いつも人を信用してないし疑ってるよね?」「この性格(びびりな性格)でよく留学行こうと思ったね?」といった性格テストの結果を矢継ぎ早に言われ、「ネガティブだからレジリエンスをつけないとだめだよ、ネガティブはよくない」「いい人たちと働いて人を信用できるってことを実感しないと」「性格テストの結果からこの職種向いてないよ」と質問というより良く分からないアドバイスをされる。もはや面接というより、怪しい心理カウンセラーと話している気分であった。

読み上げられる性格テストの結果で、あまり当てはまってないと感じることがあっても(例えば、私はびびりではない方だと思う。結構大胆に行動するし友達からもそう言われる。)性格テストの結果を否定するのもなと思って、私は合間合間に、うーん、そういう時もありますねとしか応答できなかった。

(またまたoff topicだけど、私は性格が環境や接する人によって変わりやすい自覚があるので、プライベート、今の仕事をしているとき、初めて人に会う時で結構性格が違うのかもしれないと思う。MECEになってないとか言わないでね。)

さらに、このご時世にそれはアウトでしょという面接官の発言が、「今結婚を考えてる人はいる?早く結婚した方が良いよ。」(これは働くのが向いてないから早く結婚して専業主婦になれと言っているのだろうか?完全な被害妄想だけど私はそう感じた)「モラハラパワハラに合いやすいんだから、かなり気をつけて結婚相手を選んだほうが良いよ。物事に拘らない人を選んだ方が良い。」の発言に続けて、例えばパワハラ夫にならない人の特徴として〜、と具体例を話始める面接官。性格テストトークの最後には「これは占いをしてるんじゃなくて、あなたがこう回答してるんだからね」と言われ、そうですね〜カウンセリング受けてる気分です〜あははと適当に返事するしかなかった。

他にも、「これまで(規模が)小さいよくわからない会社で働いてきてるけど、大きい会社でいい人に囲まれて働いた方が良い」(できるならそうするし、ってか別に会社の規模で仕事選んでないし、過去には明らかに御社より大きい規模の会社にもいましたがと言いたいのを飲み込んだ。)「適性検査の言語・非言語の結果は、〇〇大学卒業のわりにはびっくりするくらい良い成績だね」(〇〇大学のわりには、という失礼な発言にムッとしつつ、勉強したのでと笑顔で返す。今まで愛校心とか皆無だと自分で思ってたけど、この一言で愛校心あるかもと気づいた。一応ノーベル賞受賞された先生もいらっしゃるんだよと都合よく母校の良いところを思い出す。)

こんな感じで面接は終わった。面接中から落ちたことを感じていたし、他にも色々あって、ただただ残念であった。

面接後、数時間経って、性格テストの結果に関するコメントや結婚に関しての質問を思い出して、侮辱されたように感じて悲しかった。怒りも感じた。(偏見だけど、もし私が強面で、体ががっしりした男性であったら、面接官はこういう発言しなかったのではないかと思ったから。)

今回の面接は、落ちたこととか職種に向いてないと言われたことより、面接の場での自分の非力さを感じて悲しかった。面接で聞かれるべき質問じゃない時に、すぐに「それはプライベートなことですので」と言えればよかった、性格テストの結果について当てはまってないと感じたら、こういう面で違うと思いますとやんわり応答できればよかったなと思う。

今書いててふと思ったんだけど、もしかして面接官は、わざと志望度が下がる面接をして落ちてもショックを受けないようにしてくれたのかな。(その意味で実は裏を読むと親切だった...?)

そうだとしたら大成功。面接で志望度がダダ下がりした。

これまでいろんな会社の面接受けてきて、落ちたけど応募前よりも印象が良くなった会社にも出会ってきた。

そんな中で、今回は悪い意味で印象に残る面接だった。

  • 3行くらいしか読んでないけど、面接は才能ではなく技術で、ただの慣れだ 高校生に電話を取らせても何もできないのと同じだ

  • 一応ノーベル賞受賞された先生もいらっしゃるんだよと都合よく母校の良いところを思い出す。 もしかすると同じ大学かな?自分はあまり同じ大学の人から大学名でこき下ろされた話...

    • 一応ノーベル賞受賞された先生もいらっしゃる 卒業生なのか、受賞時に教授だったのか、他大学を定年退官されたあと招聘された教授なのかによってだいぶ違う。

  • 部門ヘッドに一緒に働きたいと思ってもらえなかったのなら縁がなかったとしてあきらめるしかない。 ミスマッチのまま就職して、あとでつらい思いをしてやめるよりはいい。 差別発言...

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