2018-09-16

ハードコンタクトレンズ無料交換制度、だまされ感強し

仕事柄、ハードコンタクトレンズがないと仕事にならない。

15年以上使っている。目は大事にしたいので、メ○コンクラブという、好きな時にいくらでも新品と交換できる制度を使って、一番酸素透過性の良いレンズを使っていた。月2000円。結論から言うと、この新品との無料交換制度はほとんど必要なくて、理系からすれば当たり前の次亜塩素酸洗浄を月に一回やれば新品同様に綺麗になるのに、一ヶ月に一回の洗浄は一切コンタクト屋で薦められず新品無料交換制度に15年以上金を払い続けて、だまされ感が強い。

ハードコンタクトレンズは、毎日のタンパク質分解酵素入りの専用液での洗浄に加えて、一ヶ月に一回の付け置き特別洗浄をすると、さらに良いと言われている。酸素透過性は、毎日洗浄していてもどうしても低下するのだそうな。が、この一ヶ月に一回の付け置き特別洗浄、しなきゃいけないとコンタクト屋で強く言われたりはしなかったし、せっかく制度に入っているのだから新品と交換すればいいやと思っていたし、そもそも付け置き洗浄の専用容器をドラッグストアで売っていないので(特別洗浄の洗浄液はドラッグストアで売っているのに!)15年間使ったことがなかった。

さて、メ○コンクラブでは、新品と交換する際は眼科の検診を受けなければならない。が、年齢が進むにつれて、だんだん、目が敏感になってきて、充血しやすくなかった。前回など、検査の時にちょっと洗浄液が目に入って充血しただけで、受付の人に「充血してる!」とギャーギャー言われて、眼科には「特に傷はないが帰ったら外せ」と言われた。こうやって、新品と交換しにくくなる。お前らは仕事をさせない気か。最近は、年に1回も交換に行かないことも多くなった。交換に行かないと、やはり、酸素透過性が下がる。もちろん、毎日タンパク質分解酵素入りという専用の洗剤で洗っているが、それでも、装着感が重く、明らかに酸素透過性が下がっているように感じた。

仕方なく、アマゾンで一ヶ月に一回の付け置き洗浄の専用容器を取り寄せて、洗浄してみた。まず、付け置き洗浄の洗浄剤の成分を見て愕然とした。一ヶ月に一回の付け置き洗浄だと、さらにレンズに付着したタンパク質が取れます、と書いてあるので「どんなに特殊な成分が入っているのか」と思ってみたら、次亜塩素酸。次亜塩素酸で洗浄できるのは当然じゃないか...何が一ヶ月に一回の特別洗浄だ。ただ、次亜塩素酸が目に入ったら大変。洗い方を見ると、とにかく「何十秒流水ですすげ」とか書いてあって、洗い終わった後絶対に次亜塩素酸が目に入らないようにクドクド注意が書いてある。毎日の洗浄でも、洗浄後に水でゆすがずに目の中に入れてしまうミスはよくあることらしく、大学時代、やったやつがいた。おれは15年間一回もやったことがないが。

特別洗浄に話を戻そう。次亜塩素酸に30分付け置き。30分!短い。普段の洗浄では、最低でも2時間は専用の保存液につけとけ、と書いてあるのに...で、洗い終わってから、付けてみたんですよ。めっちゃ装着感が軽い。新品に生まれ変わったかのようだ。すごい。そしてひどい。

何が「タンパク質分解酵素」だ。具体的な酵素名が出てこなかったりして不思議に思っていたのだ。単なる次亜塩素酸洗浄をすれば新品同様に綺麗になるのに、次亜塩素酸洗浄だと儲けが少ないので、そっちを薦めず、わざわざ交換のために来店しないといけない時間のかかる新品コンタクトとの無料交換制度の方がはるかに価値のあるようなものに見せて無料交換制度に入らされ、15年以上ぼったくられていたのか...そうわかって、ひどく悲しくなった。

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